2018年司法試験合格者へのインタビュー
9月13日のニュースでお伝えした、今年の司法試験合格を勝ち取った本学卒業生より、歓びのコメントが届きましたので、紹介します。
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高橋 良太さん
平成21年 本学卒業生。平成24年 東北大学 法科大学院 修了。 本学在籍時には大学祭のカラオケ大会で1位を 獲得するなど、公私にわたって活躍した。 |
以下、高橋さんのコメント。
時間がかかったな…。司法試験に合格したいま、それが率直な感想です。富山工業高等専門学校(現 富山高等専門学校)在籍時に、法科大の先生の講義を受けて法学のおもしろさにふれ、進路変更して法科大に編入し、約10年。私が弁護士を目指し続けることを支えていただいた方々、特に両親には本当に感謝しています。
法科大在籍時には、ゼミの先生をはじめ、先生方から法曹の世界へ踏み出すため、多岐にわたるご指導をいただき、法科大学院に送り出していただきました。
進学先の東北大学は、さすが名門国立大学の法科大学院だけあって勉強の鉄人たちがわんさか在籍。院生には自習スペースが与えられるのですが、みんな帰らないんですよ!平気で10時間とか続けて勉強してしまうんです。集中力が1時間程度しかもたない私は、入学してすぐ「大変なところに来たんだ…そして私は大変なものを目指すんだ…」と実感したのを覚えています。
それでもあきらめずに勉強を続け、おかげさまで今年は吉報が届きました。自分自身、合格したからと言って自分に変化は特に感じていないのですが、両親をはじめ、みんなが喜んでくれる。本当にそのことが純粋にうれしいです。
今後は地元である富山県での弁護士開業を目指し、12月から始まる司法修習の準備をしっかりとしていきます。そして、ゆくゆくは法科大の後輩たちに自身の経験を伝えていけたならと思っています。
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高橋さん(写真中央)の合格を祝う根田 学長(写真右)と 本学在学時から交友のある高倉 教授(写真左)。 司法試験合格報告のため、高橋さんが本学に訪れたさいの一コマ。 |